離職せずに転職活動をした方がよい理由とポイント

これは私の経験から申し上げます。転職活動は思いのほか、心身ともにストレスがかかります。ですから、極力ストレスを増やさないようにするにはどうしたらよいかと考えてみて下さい。

そこで、今回は何故離職しない方がよいかという理由を説明していきたいと思いますので、あなたの転職活動に少しでも参考となれば幸いです。

離職せずに転職活動をした方がよい理由

次の職場が決まるまでの収入を確保するできる

転職活動で応募から内定が出るまでの期間は、通常だと36か月はかかります。もちろん、これはタイミングに左右されるところもありますので、一概には言えません。しかしながら、毎日面接があるわけではないので、多少無理をしてでも在職したままの方が金銭的に安心です。

また、お盆や年末年始は企業が休みだったり、採用担当者が休みだったりして、その間の採用活動が中断します。職を探している方からすれば一日でも早く話を進めて欲しいのにと思ってしまいますが、こればかりはどうにもなりません。また、エージェントもしっかり休みをとりますので、どうしても季節的に採用の動きが鈍くなる時期があることを認識してください。

経理職に関しては3月決算の企業が多いため46月の動きは鈍いです。そこから動き出しますが、8月には既述のとおりいったん鈍化しますので、なかなか退職後1か月で次の職場を決めるということは難しいのが現実でしょうね。

ですから、ある程度蓄えがあって、半年から1年は無収入(失業保険は受給出来ます)でも大丈夫な人やこのまま今の会社で働き続けると心身に支障を来しかねないほど追い詰められている状況の場合は退職して、転職活動に専念するというのもありだと思います。

お金よりは自分の身体が大事ですからね。

      採用側企業も社内での入社手続き及び準備で、1か月程かかるところが多い

      これは、非常に難しいところですが、採用する企業側もいい人がいれば一日でも早く来て欲しいというのは本当のところです。でも、在職している人が今の会社を円満退職するにはある程度時間を要することも承知しており、内定を出すかどうかの基準のひとつになっていることも事実です。

      いいなと思う候補者が二人いた場合、ひとりは退職済で明日からでも出社可能な人と、現在の会社を辞めるのに引継ぎ等で3か月はかかりますという人では、どちらに内定を出すでしょうか。そのようなケースもありますので、離職していても企業の緊急度によっては優先して採用される場合もあります。

      離職期間が長くなると採用されにくくなる

      まずは、転職を目指すあなた、採用する企業及び転職エージェントには、それぞれの思惑があることを認識してください。

       あなたにとって離職したあとで転職活動をするメリットは、なんと言っても日程調整が自由に出来るということです。やはり、採用側企業も何人かの候補者の中から選ぶ訳ですから、内定を出すタイミングに間に合わないということもありますから、なるべく先方の都合に合わせて面接をすすめていくことが大切です。

      ただし、中途採用というのは基本的に1名しか採用されないため、なかなか上手く内定が出ないということもあります。

      略決まりかけていて、最後は社長面接(実際は挨拶)待ちということで、その他の企業の採用活動を停止したりすると痛い目にあうことになります。社長も人間です。その日の気分というものがあり、運悪くそのような時に面接をして、採用見送りになるという場合もあります。

      これはかなりショックです。採用側企業の人事担当者も「えぇ~」と動揺をしているはずですが、社長が駄目だと言ったら、理由なんて関係ありません。

      もう一度面接をお願いしますと申し出たとしても、いったんNGを出してしまうと、あなたのダメなところを敢えて強調してくるだけです。時間の無駄です。気持ちはわかりますが、早く別の企業を探すことに注力して下さい。

      1か月なんてあっという間に過ぎてしまいます。採用エージェントも正直、手持ちの案件は無尽蔵ではありませんし、あなたの希望している職種によってはマッチする企業がそれほど多くないかもしれません。

      そうなると、エージェントとしてはあなたのために企業を探すよりも、依頼のある企業にあてはまる人材を探す方に注力していくことになります。

      エージェントは採用をマッチングさせてはじめて報酬を企業からもらえる訳で、あなたの就職が決まろうが、決まらなかろうが、エージェントからすれば関係ないことです。あなたの代わりに紹介した人が入社してくれれば、エージェントには成功報酬が入ってきます。大手のエージェントになると、複数人の候補者を推薦して企業側に選んでもらうということも実際やっています。中小のエージェントは、基本的に候補者をひとりに絞って紹介をしています。というか、それだけ大手と中小のエージェントでは転職活動している人材のストックが違うということですね。

      それで、なぜ離職期間が長くなると採用されにくくなるかということですが、当然その間は転職活動していることを企業側も承知しています。

      それなのに、この人は何故、何か月もの間、どこの企業からも採用されなかったのだろうと疑問に持ち始めます。きっと何かがあって、今までの企業は採用を見送っていたんじゃないのかと疑心暗鬼になってくることがあります。

      出来れば、面接の時に、きちんとあなたがどのような条件や仕事内容で職探しをしてきたのかを伝えられるといいのですが。そうれでなかなか条件にあう企業が見つからずに今日まで経ってしまったと説明するようにしたいものです。

      まとめ

      内定が出たら断らないこと!

      同時並行で応募していると、あなたの中でA社とB社でどちらの方がいいなと思っていると思います。いいなと思っているA社が先に内定出れば、それで決まりですが、B社が先に内定出た場合、迷ってしまいますよね。

      今、面接が進んでいるA社の方がいいんだけど。この雰囲気なら次の面接で内定もらえると思うからと、B社の内定を辞退して、A社にかけるということはお勧めしません。

      万が一、A社の面接で内定がもらえなかった時を考えて下さい。二兎追うものは一兎をも得ずという諺があるくらいですよ。

      B社の方が先にたった1つの採用枠をあなたに与えたんですよ。しかも、あなたはB社もいいなと思ったから応募したんですよね。A社という存在がなかったら迷いませんよね?在職しながらの転職活動であればともかく、離職している場合はリスクでしかありません。

      もちろん、内定通知書が出たら、だいたい1週間以内に承諾の可否連絡を求められると思いますので、その期間内に第一希望のA社から内定が出るのであれば、そちらを選べばよいでしょう。

      まぁ、最悪、B社の内定承諾をして、その後に第一希望のA社からも内定が出た場合は、B社に不義理をしてA社に転職するということも出来るかと思います。

      あなたの人生です。せっかく転職をするのですから入口で妥協をしたくないという気持ちも理解します。

      その時は、1日でも1時間でも早くその旨をB社に連絡して下さい。それが最低限のマナーです。ただし、そのB社を紹介したエージェントは今後、あなたのことを助けてくれないこと覚悟して下さい。エージェントはブラックリストを持っています。求職者には紹介出来ないブラック企業のリストと不義理をした求人者のリストです。

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