転職活動には賞味期限があります

 転職活動をしていると何となくわかると思うんですが、転職エージェントからの紹介に波があることご存じでしょうか。

 自分は転職エージェントではないので、実際は違うかもしれませんが、だいたいの流れを今回説明したいと思います。ユーザー目線での意見になります。

 もし、転職エージェントにお勤めの方もしくは過去に勤務されたご経験のある人が、この記事を読まれていましたら是非、ご意見・ご感想・ご指摘をお願いします。

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(出典:ライフハッカー・ジャパン)

エージェントは12か月

 これは、どういうことかと言いますと、転職エージェントがあなたに対して積極的に転職先を探したりアドバイスしたりする期間がそれくらいだということです。

 ここで、採用の流れについて整理しておきましょう。

一般的な採用の流れ

1日目:エージェント等から送られてくる応募者の履歴書・職務経歴書を採用担当部署(人事・総務)がざっと目を通します。

1~2日目:人事から採用部署に候補者の履歴書・職歴書を回付して書面選考を行います。

2~3日目:採用部署からの判断をもとにエージェントへ連絡。書面選考の○×

○の場合、候補日を伝える。場合によっては応募者から都合の良い日を何日か確認してから企業側が決めるケースもある。

ここまでで、営業日ベースで2~3日かかります。

基本的に、書類選考から1次面接までは7~10日となります。

1次で結果OKとなった場合、2次面接(だいたい、ここで決まる)は1次面接OKとなってからまた、更に7~10日後です。

それで、OKであれば内定となるのですが、ここから社内稟議になりますので、内定通知書が発行されるまで5~7日はかかります。

これは、最終的に社長の承認をもらう場合が多いため、どうしても時間がかかってしまいます。最終面接が社長だった場合は、もう少し早くなります。

 以上のとおり、応募から内定書を入手するまで約1か月はどうしてもかかってしまいます。

もちろん、複数名採用する求人や一般職の場合は、応募から2週間程度で入社というケースもあります。実際、私が採用した人で履歴書をもらって、入社まで1週間というケースもありました。

ただ、そのような企業の場合、何らかの問題を抱えていることを覚悟して下さい。

採用が上手くいかない駄目な会社のケース

 だいたいの企業は誰かが辞めるとなってはじめて補充を考えます。もちろん社内の異動で、退職者の穴埋めが出来る企業も中にはありますが、異動でもっていかれる部署の抵抗もあり、基本的には辞めたら入れるという会社が多いと思います。

 若しくは、残った人たちに仕事を分散して補充しないという企業もあると思います。これは、経営サイドからみれば今まで人員の余剰感があると思っているケースですね。その場合は、なんだかんだ言いつつも、仕事を吸収していっちゃえるんですよ。残された人達にとってみれば、仕事が増えていますが、それでも心身を壊すような負荷とまではいかないと思います。

 それで回せると思っちゃうと補充の話はいつのまにか雲散霧消と化してしまいます。このパターンを繰り返すと、その部署で人が1人減り、2人減りとなり、流石に残された人たちが悲鳴を上げはじめます。

 そこで、こりゃマズいと気付けばよいのですが、だいたいこのような会社は決断が遅い傾向があるので、採用活動もズルズルしてしまい、せっかく良さそうな人材が採用出来そうだと思っても、他社へ逃げられてしまって、なかなか採用出来ないという悪循環に陥っているのかなと感じています。

転職先が3か月以内に決まらないとちょっと厳しいかも

 求職者と企業をマッチングさせるのがエージェントの仕事ですが、既述のとおり内定となるまでに何度もやりとりをする必要があります。だいたい1件成約させるためにエージェントは1520回は企業や求職者とのキャッチボールをしています。当然、1か月で1件という訳にはいきませんし、それ以外にも新たな転職希望者の発掘(転職サイト等)、転職希望者とのファースト面談(本人の希望などの聞き取り)、企業への営業活動等があります。つまり、エージェントはあなた専属ではありませんので、成約しそうな人を優先しています。

 採用されなければ、次の案件を紹介するのですが、エージェントによっては似たような案件を持っていないケースも結構あります。そうすると、口ではいいませんが本音としては「残念ながらうちの会社ではあなたを紹介出来る案件がないので、他をあたってください」と思っています。せいぜい近しい案件は23件です。

 つまり、エージェントが転職サポートを積極的に行うのは1~2か月がいいところでしょう。運良く2か月目くらいでこれはと思う企業が見つかって、面接が順調に進んだ場合、結局1か月くらいの期間がどうしてもかかってしまいますので、前の会社を離職してから3か月かかって新しい会社に転職出来たということになりますよね。

 エージェントもホッとしていると思います。次に紹介出来る案件が手持ちでないと思います。もちろん、企業は沢山ありますので、次々と求人依頼が出てきますが、次期・タイミングもあること、首都圏は企業数が圧倒的に多いので確立は高まりますが、地方だとそうそう自分にあう職種というものが見つからないと思います。それをきちんとリスクとして覚悟出来なければ転職はおすすめしません

転職活動期間例

まとめ

 以上のとおり、どの企業に応募したとしても内定までには1か月はかかるということです。たとえ、現在応募している企業の選考が順調に進んでいると思っていても内定通知書を貰えなければ、書類選考で落とされたのと変わりません。寧ろ、書類選考で落とされた方が、諦めてすぐ次の企業へと気持ちを切り替えられる分ましかもしれません。

 1か月期待して、気持ちもその会社で頑張ろうというモチベーションが上がってきているなか、最後にNGだったときは非常に辛いですよ。

 ですから、同時並行は大変かもしれませんが、これはと思う企業があれば、どんどん応募していって下さい

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